目の病気について

麦粒腫・霰粒腫について

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とは、俗に言う「ものもらい・めばちこ」などの病気のことです。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは、 まぶたにコロコロとしたしこりができる病気です。

原因

まぶたの縁にできものができる病気の麦粒腫と霰粒腫ができる原因をご説明します。

■麦粒腫の原因
麦粒腫の原因は、細菌感染によるものです。
まぶたにあるマイボーム腺に細菌が感染した場合を「内麦粒腫」と呼び、汗を出す腺や、まつげの毛根に細菌が感染した場合を「外麦粒腫」と呼びます。
■霰粒腫
まぶたにあるマイボーム腺の出口がつまって慢性的な炎症が起こり、肉芽腫という塊ができる病気です。
麦粒腫と異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。
まぶたの断面図
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症状

麦粒腫と霰粒腫の症状についてご説明します。

■麦粒腫の症状
まぶたが赤くなり、腫れて、痛みがあります。
メヤニや涙がでて結膜(白目)が腫れることもあります。
膿が溜まってくると、膿点といって眼瞼やまぶたの裏に黄色く膿が見えるようになります。
そこから膿がでると腫れがひいて収まってきます。
■霰粒腫の症状
初期にはマブタが腫れる人がいます。普通、痛みはありません。
腫れてくるときに痛みが強く頭痛や異物感を訴える人もいます。
シコリができ、大きくなると皮膚側に破れて中身が出ることがあります。
中身がでると痛みが和らぎます。患者さんはメヤニが大量にでたと言う人が多いですが、出てくるのは脂肪分です。

検査・手術についてはこちらをご覧ください。

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